CPUの仕様の意味

キャッシュメモリ

メモリー等記憶装置とCPUの性能差を埋めるために利用されるメモリー。

参考： CPUとメモリーの速度差を埋めるキャッシュの基礎知識

動作周波数

CPUは、動作クロックで動作します。これは、歯車で動く機械における歯車に相当するものです。 動作クロックの1秒間に変化する回数が動作周波数です。
CPUで実行される各命令の実行時間はそれぞれ決まっており、クロックの整数倍となっています。従って、同一条件（コア数、レジスタサイズ等）ならば動作周波数が高いほど処理速度が早いです。

コア数

１つのパッケージ内にあるCPUコアの数。
当初CPUは、１つのパッケージ内に、１つのCPUコアでした。処理を早くする手段として、複数のCPUコアで同時に複数の仕事をさせる方法があります。それを実現するため１つのパッケージに複数のCPUコアを備えたCPUが作られました。 コアをフルに使用できればコア数に比例して高速になりますが、以下のような条件により単純には比例しません。

• 処理する内容が並行処理できるか
• プログラムが並行処理するように作られているか
• 記憶装置（メモリー,HDD等）が共用度合い

スレッド数

１つのCPUで同時に処理で来るプログラム数。
複数のCPUコアがある場合は、１つのCPUコアが同時に処理で来るプログラム数。

関連ページ： CPU