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2011/11/17

富士通 LIFEBOOK PH75/EN レビュー



LIFEBOOK PH75/EN

今回、富士通の直販サイト限定モデル「LIFEBOOK PH75/EN」をレビューしました。


LIFEBOOK PHシリーズの位置づけは「外でも本格的に使いこなせる、高性能サブノート」で、軽さと頑丈さを兼ね備えた薄型12.1型液晶の高性能サブノートです。

今回レビューしたのは、同シリーズの中のPH75/ENでカスタムメイドモデルで「着脱式スーパーマルチドライブ搭載のハイスペックビジネスノート。」と性格付けされています。

PCの主な仕様は、以下の通りです。

  • Windows® 7 Home Premium 64ビット
  • CoreTM i5-2520M
  • 液晶 12.1型ワイド 1280×800ドット
  • メモリ8GB(4GB×2)
  • 256GB SSD
  • 無線LAN WiMAX Bluetooth 搭載




モバイル性



増設用バッテリユニットと
モバイル・マルチベイ用カバー

モバイル性について大きさ,重量,バッテリー性能,携帯性の4点から見てみたい。


大きさ
W282×D215×H29.9mm と A4に収まる大きさである。
重量
標準の内蔵バッテリパック装着時
  • モバイル・マルチベイ用カバー装着時 約1.17kg
  • スーパーマルチドライブ装着時 約1.30kg
  • 増設用バッテリユニット装着時 約1.39kg
となり。内蔵バッテリパック(L)装着時にはそれぞれプラス120gとなる。
バッテリー性能
バッテリーの組み合わせで駆動時間は
  • 内蔵バッテリパック 約5.0時間
  • 内蔵バッテリパック+増設用内蔵バッテリ 約9.2時間
  • 内蔵バッテリパック(L) 約13.1時間
  • 内蔵バッテリパック(L)+増設用内蔵バッテリ 約17.3時間
増設用内蔵バッテリが+17,640円(期間限定で8,820円)(*1) 内蔵バッテリパックから内蔵バッテリパック(L)への変更が +2,000円 となっており用途に合わせた選択が可能となっている。

スティック形状ACアダプターと
標準ACアダプター
携帯性
ここで挙げているのはACアダプターで本機では、以下の2タイプがあり、携帯性が考えられている。
  • 標準 約295g(*2) 10.5cm×4.5cm×3cm(*2)
  • スティック形状 (軽量タイプ)+5,000円(期間限定で2,500円)(*1)
    約220g(*2) 13cm×3cm×3cm(*2)

「外でも本格的に使いこなせる、高性能サブノート」のコピーに遜色のない仕様になっている。
又、モバイル・マルチベイのオプションとして外出先や家の壁に大画面で映像を映し出せる、解像度:800x600ドット 画面サイズ(投影距離):15〜75インチ(0.5〜2.5m) 「モバイルプロジェクターユニット」(79,800円)(期間限定で39,900円)(*1)が用意されており移動先でのプレゼンテーションが多い方には大きな武器となりそうだ。




SSD



今回レビューをモデルは、主記憶装置が従来のHDDではなくて、SSD(ソリッドステートディスク)を使用しています。標準の320GBHDDに対し+80,000円で256GBが提供されています。

HDDとSSDの大きな差は、駆動部分が無く、データが書いてある位置まで物理的にヘッドが移動する時間が不要になる点です。

このため

  • 故障する確率が減る
  • アクセス時間の短縮
  • 消費電力の低下
  • 騒音が減る

となり。結果として、アプリケーションやOSの立ち上がり時間が短くなったり、データのアクセスが高速化する。
又、移動中の振動や衝撃に対する耐性が大きいので持って歩く事が多い方にはお勧めです。
電源ボタンを押して、マウスカーソルの回転が停止するまでの起動時間をストップウォッチで計ると29秒でした。



通信機能・インターフェイス



通信機能とインターフェースとして以下の物を装備している。

  • USB 3.0×2
  • USB 2.0×1
  • Gigabit Ethernet
  • IEEE 802.11b/g/n無線LAN
  • WiMAX
  • HDMI出力
  • ミニD-Sub15ピン
  • ダイレクト・メモリ―スロット(SDメモリーカード対応)
  • ExpressCardスロット
  • 指紋センサー
  • 音声入出力

移動中や移動先でのネットワーク接続手段が複数用意されている。
又、追加オプションで、Bluetooth や ポートリプリケータによるeSATA が用意されている。



映像・音響



表示装置は、12.1型で解像度が1280×800ドットです。DVDを視聴してみましたが画質,音質ともに快適でした。
又、CDを再生してみましたが本体のスピーカーでは、音がこもった感じを受けましたが、BGMとしては十分なレベルでした。イヤホーン利用の場合は、良い音で聴く事ができました。



プレインストールソフト



さまざまなソフトウェアがプレインストールされているが、今回目を引いたのが省電力関連と電子辞書です。

省電力ユーティリティ 省電力関連としては以下があります。

省電力ユーティリティ
デバイスへの電源供給などをコントロールする
パソコン節電設定
節電関連のソフトをまとめて管理する
ピークシフト設定
日中の消費電力を抑える

Dictionaryボタン
電子辞書
今回のレビューしたモデルは、電子辞書が充実しており、かつ使い勝手も工夫されている。右写真のAボタンを押すと電子辞書が1発で起動する。
辞書は以下が収録されている。
  • 広辞苑第六版
  • リーダーズ英和辞典第2版
  • 新和英中辞典第5版
  • ジーニアス英和・和英辞典MX(2種)
  • 現代用語の基礎知識2011年版
  • 明鏡国語辞典MX
  • 新漢語林MX
  • 三省堂デイリー3か国語辞典(6種)
  • 三省堂デイリー3か国語会話辞典(4種)
  • KY式日本語
  • 築地魚河岸ことばの話
  • 問題な日本語
  • あふれる新語
  • 学研パーソナル統合辞典(4種)



まとめ



外出先でもパソコンをしっかり使う事のできるシステム構成になっており、オプションからの選択により幅い広い用途に対応できるノートパソコンだと感じました。 外出が多い方には特にお勧めの機種です。
 
富士通 LIFEBOOK PH75/EN
OS Windows® 7 Home Premium 64ビット 正規版 (SP1適用済み)
Windows® 7 Professional 64ビット 正規版 (SP1適用済み)
CPU インテル® CoreTM i5-2520M プロセッサー(2.50GHz)
インテルR CoreTM i3-2330M プロセッサー(2.20GHz)
メモリ 8GB / 4GB / 2GB
ディスプレイ 12.1型ワイド(ノングレア液晶)(LEDバックライト)1280×800ドット/1677万色
キーボード キーピッチ約18mm、キーストローク約2mm、86キー、JIS配列準拠
SSD/HDD 約640GB(HDD) / 約500GB(HDD) / 約320GB(HDD) / 約256GB(SSD)
ドライブ スーパーマルチドライブ [着脱式]


*1 2011年11月17日現在の情報です。
*2 筆者の計測値です。

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